i*deal Competition 最終審査会レポート

SmartShopping 新しいモバイルショッピングNeighbors氏

「スマートフォン、スマートカー、スマートグリッド、スマート家電……スマートという言葉が時代のキーワードです」と語り始めたのは、「Smart Shopping」を提案したNeighbors氏。Smart Shoppingは買い手の「小さい自転車が欲しい」などのあやふやなリクエストに、ネット/リアル問わず店舗側が丁寧に答えるという買い物スキームとなっている。

現在、ショッピングモールにおける品揃えはリアル店舗や通販よりもはるかに充実しており、なんでも買える半面、モバイルショッピングにおいては商品が探しづらい、ページ移動が遅い、画像が不十分といったデメリットが存在する。たとえば折りたたみ自転車を検索すると4783件もヒットするが、とりあえず最初に表示されたページをスクロールするだけで手間だし、次のページに飛ぼうとしても移動が遅すぎる。

リアルの買い物よりも選択肢は増えたものの、買い物にかかる手間や労力は、果たして減ったのか?

そこでSmart Shoppingでは、“リクエストとショッピング”という極めてシンプルな労力だけで買い物が可能となっている。買い手側が、カテゴリ、条件、キーワード、フリーメッセージをSmart Shoppingに入力すると、売り手側とのマッチングが行なわれ、売り手側のスタッフが「この商品はいかがですか?」という返事を送るというものだ。

左が買い手側、右が売り手側。買い手側のメッセージ入力が重要だろう。写真を添付して「こんな感じ」というアバウトなリクエストでも、売り手側が人間であれば、買い手側の商品知識の程度まで判断しつつ対応できてしまうはずだ。
Smart Shoppingの流れ

収益モデルは、成約手数料とポイント制だ。このポイント制がキモで、ユーザーがリクエストを送るたびにポイントが減り、買い物をすることでポイントが増える。これによってリクエストの濫用を防ごうというわけだ。ポイントは購入したり、ギフト券との引き換えや買い物に利用できる。

Smart Shoppingの収益モデル

審査員からは、人気店であれば100通や200通のリクエストが来てしまうと思うが、どのようにハンドリングするのか? という質問もあったが、これについてNeighbors氏は、運営していくうえで溜まってくるノウハウで最適なリクエスト数を絞っていくほか、売り手側が「5000円以上の商品のみ答える」といった形でのフィルタを設定するシステムで対応したいとした。